Webライターはスマホだけでなれる?パソコンなしでできる副業とは?

2022年3月5日

学生や主婦、自営業の方など、特別な資格がなくても誰でも挑戦できるWebライターのお仕事。「おこづかい稼ぎや副業としてWebライターをやってみたいけれど、スマホでもできるのかな?」と疑問を感じることがあるでしょう。

結論を言うと、スマホだけでもWebライターの仕事はできますが、できる仕事の幅が狭くなりがちです。また、月数万円以上などまとまった報酬を期待するなら、やはりパソコン環境があった方が有利です。

今回は、実際に専業Webライターとして働いている筆者が「Webライターの仕事はスマホでできるのかどうか」について徹底解説します!Webライターの仕事に少しでも興味がある方は必見です!

Webライターってどんな仕事?

Webライターとは、インターネットサイトなどのWeb媒体に掲載するための記事を書く人のことです。Web媒体に掲載する記事を書く作業のことを「Webライティング」と言います。

Webライターの仕事の特徴は、未経験者や特別な資格がない人でも簡単に仕事を始められること。仕事は主にクラウドソーシングサイトなどを通じて業務委託という形で受けることが多く、会社員の就職のように面接などを受ける必要はありません。

またWebライターの仕事は、スマホやパソコンがあれば場所や場所を選ばず、在宅でできるのも魅力のひとつ!在宅ワークを希望する方や育児と両立したい方、副業としてスキマ時間を活用したい方にぴったりの仕事です。

Webライターに向いている人

スマホでWebライターの仕事をする男性

Webライターの仕事が向いている人の特徴を紹介します!ひとつでも当てはまる方は、ぜひWebライターの仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

コツコツとした作業が得意な人

Webライターの仕事は、画面に向かってひたすら文字を入力する比較的地味な作業です。そのため、地道な作業をコツコツと続けるのが得意な人はWebライターに向いています。ブログをやったことがある人にもおすすめです!

体験談や口コミを投稿するのが好きな人

SNSや口コミサイトに自分の体験を投稿するのが好きな人も、Webライターとして活躍できるでしょう。Webライターの仕事内容は幅広く、簡単なアンケートに答えたり口コミ・感想を投稿したりするものも多くあります。趣味の延長線上で手軽におこづかい稼ぎができるのは嬉しいポイントです!

ダメ出しや修正依頼に柔軟に対応できる人

Webライターには、クライアントからダメ出しをされても怒ったりイライラしたりせずに冷静に対応できる柔軟性も求められます。

Webライターとして仕事を受けていると、どんなに丁寧に仕事をしても、修正依頼が入ることは決して珍しくありません。理にかなった修正依頼なら良いのですが、時には理不尽な修正対応を要求されることも

その際、素直にフィードバックを受け入れられる方や感情的にならずに淡々と対応できる方は、Webライターの仕事を継続しやすいです。

ただし、中には悪質なクライアントもいます。理不尽な要求を何でも我慢して受け入れるのではなく、良いクライアントと悪質なクライアントを見極め、良いクライアントとの関係を大切にしましょう!

 Webライターはスマホだけでできる!ただし制限は多い

結論から言うと、Webライターの仕事はスマホのみでもできます。ただし、パソコンを持っている人と比べると、あらゆる面で制限があることを覚えておきましょう。

 制限1.稼げる金額は1ヵ月で数百円~数万円が限度

スマホだけでWebライターの仕事をする場合、稼げる金額は1ヵ月で数百円~多くても数万円程度と考えておきましょう。スマホはパソコンと比べると文字を入力できるペースが遅く、Wordやwordpressなど、Webライターがよく使うツールの使用にも制限があります。

パソコンを使えるWebライターの場合、数千文字~1万文字以上といったライティング案件も問題なく受けられます。一方、スマホで作業できるのは数百文字程度の口コミや感想を投稿するような仕事が多く、まとまった報酬を稼ぎにくいです。

Webライティングでは「画像選定必須」「wordpress入稿(記事をサイトに投稿する作業)あり」などの条件付きの案件も多いです。スマホではこれらの作業が難しく、受けられる仕事の幅が狭まってしまいます。

 制限2.クライアントに了承を得る必要がある

口コミや感想を投稿する仕事であれば問題ありませんが、数千文字以上などのライティング案件をスマホで受注する際は、クライアントに了承を得る必要があります

クライアントが依頼するライターを選ぶ際、パソコンで作業できるライターと比べて、スマホで作業するライターは不利になってしまうことも。作業環境に制限がある上、小さな画面+フリック入力で記事作成をすることで、ミスが多くなりやすいためです。

スマホの場合、パソコンを持っている人と比べると、条件の良い案件を受注しにくい可能性があります。

仕事の条件に「パソコン環境必須」などの記載がなくても、クライアントの中には当然パソコン環境があるという前提で仕事を募集しているケースもあります。受注後のトラブルを防ぐためにも、大きめの案件をスマホで受注する場合は、事前にクライアントに相談しましょう。

スマホでWebライターの仕事を受注する方法

スマホでWebライティングの仕事を受注する様子

最後に、スマホでWebライターの仕事を受注する手順を解説します。Webライターの仕事は、アンケートや口コミ投稿なら最短10分程度で取り組めるものも。気負い過ぎずに、まずは挑戦してみることが大切です!

1.クラウドソーシングに登録する

Webライターの仕事を始める場合、まずは大手のクラウドソーシングサイトに登録しましょう。初心者Webライターなら、まずは「クラウドワークス」または「ランサーズ」に登録すれば間違いありません。

 スマホの場合、クラウドソーシングのサイトが使いにくく感じる場合があります。ただし、現在はスマホで使えるアプリもあるため、積極的に活用しましょう。

クラウドワークスとランサーズの両方に登録して、自分が使いやすい方をメインに仕事を探すのがおすすめです!

2.案件に応募する

クラウドソーシングサイトに登録しても、自動的に仕事がもらえるわけではありません。そのため、案件募集のページを見て、自分にできそうな仕事に応募しましょう。

クラウドソーシング上の案件は、主に次の3つに分類されます。

  • タスク
    ライター選定や価格交渉なしで、クライアントが依頼した業務を行い納品する。テストに合格しなくても誰でも作業できるが、報酬は数十円~数百円単位と低いものが多い。
  • プロジェクト
    クライアントの仕事募集に応募し、書類選考やテストライティングを経て合格した場合に契約を進める。タスクより高単価の案件を受けられるケースが多く、必要があれば報酬などの条件交渉もできる。
  • コンペ
    クライアントの募集内容に沿って、商品の名前やキャッチコピー、ロゴマークなどを考案して提案する。当選した場合の報酬は高めだが、選ばれなければ報酬は一切支払われない。

月数千円~1万円程度稼げれば満足という場合は、タスク案件をコツコツとこなしましょう。タスク案件は複雑な作業を求められることが少なく、応募時に落選することもないので、比較的手軽に取り組めるはずです。

一方、月数万円~10万円以上を稼ぎたいなら、プロジェクト一択です。最初は応募しても落選が続くこともあるかもしれませんが、タスクより単価が高く、長期継続案件に合格すれば毎月比較的安定した収入を望めます。

3.制作物を納品・検収を受ける

仕事を受注したら、クライアント側の意向に沿った制作物を期限内に制作し、納品します。クライアントが内容をチェックし、納得してもらえたら検収(報酬の支払い)が行われます。

このとき、クライアント側の意向に沿った記事を制作できていない、制作物の品質が低いなどの理由で修正依頼が来ることもあります。修正対応もWebライターの仕事の内なので、しっかりと対応しましょう。

Webライターはスマホでできる!報酬アップを狙うならパソコンがおすすめ

Webライターの仕事は、スマホでもできます。しかしそれはアンケートや口コミ投稿などの仕事をこなして数百円~数千円程度のおこづかいを稼げれば良い場合。月数万円以上の報酬を稼ぎたいなら、パソコン環境は必須です。

パソコン環境での作業が難しい方は、まずはスマホで仕事を始めてみましょう!仕事に慣れてWebライターとして稼げるイメージが湧いたら、稼いだ報酬でパソコンを購入するのもひとつの手です。

2022年3月5日ライフハック

Posted by YUKI